Sparcletターゲットへの接続が完了すると、
GDBのloadコマンドを使って、
ホストからターゲットへファイルをダウンロードすることができます。
ファイル名とロード・オフセットを、
loadコマンドへの引数として渡さなければなりません。
ファイル形式はaoutですので、
プログラムはその開始アドレスにロードされなければなりません。
開始アドレスの値を知るにはobjdumpを使うことができます。
ロード・オフセットとは、
ファイルの個々のセクションのVMA(仮想メモリ・アドレス)に加算されるオフセットのことです。
例えば、
プログラムprogが、
textセクションのアドレス0x12010000、
dataセクションのアドレス0x12010160、
bssセクションのアドレス0x12010170にリンクされているとすると、
GDBでは以下のように入力します。
(gdbslet) load prog 0x12010000
Loading section .text, size 0xdb0 vma 0x12010000
プログラムがリンクされたアドレスとは異なるアドレスにコードがロードされた場合、
どこにシンボル・テーブルをマップするかをGDBに通知するために、
sectionコマンドとadd-symbol-fileコマンドを使う必要があるかもしれません。